自分の何を知るのか?

なぜの次は、「何」をです。
自分の「何を」知ると、自分を知ったことになるのか。
 
すべてをそのまま知るには、果てしない道で、
思いつくままに書き出すのもいいですが、
ある程度、リストアップされた項目があると、
計ったり、考えたりすると便利です。
 
そこで、心技体という言葉にならって、
あくまで一例としてあげてみました。
 

■心(=内面、精神)

・状態:いまこの瞬間、どういう状態にあるか
・感情:どういうに、どういう気持ちが沸き起こるか
・メンタルモデル:無意識にもっている固定概念、枠組み
・価値観:大切にしているかどうか
・倫理観:一線超えるかどうか
・夢、目標:成し遂げたいこと
 

■技(=能力、スキル)

・知識:何を知っているか
・語学:母国語以外にコミュニケーションできるか
・資格:特定分野で一定レベル以上に認定されているか
・思考力:自分の考えを言語化できるか
・表現力:自分の考えを届けられるか
・智慧、教養:自分の考えに結びついているか
 

■体(=身体、外見)

・健康:健康診断で定点観測できているか
・体力:筋力、走力、スタミナなど年相応か
・遺伝子:遺伝子検査で先天的なものはあるか
・家系:先祖代々はどのようなルーツか
・資産:現金、株、土地などポートフォリオはどうか
・所有物:モノで持っているか
・人間関係:家族、友人、会社知人などどういう付き合いか
 
 
心だけ知ればいいとは考えていなくて、
等身大の自分は何で構成されているのか。
 
要素分解できるところまで細かく知れると、
ある程度は俯瞰的に知ったことになるでしょう。
 
A3の紙1枚で書けるフォーマットがあると、
さらに便利かも。