誰と、自分を知るのか?
5W1Hの最後です。
自分ひとりだけで、自分と向き合うのは、とてもむずかしいです。
以前のエントリーで、他者フィードバックが20%と書きました。
噂や上辺のことではなく、本音で言ってくれたことは、
鏡に映った自分を投影してくれているようで、
大きな手がかりになります。
いろいろな人がいろいろなことを
言ってくれたことの記憶や記録など分散しがちなので、
一元的にまとめてみるのはいかがでしょうか。
それを鵜呑みにしすぎず、
あくまで自分を知る参考情報のひとつぐらいに捉えて、
自分の軸を骨太にしていきたいです。
■友だち、パートナー
一番身近にいる友だちは、いいところもわるいところも、
遠慮なく率直に言ってくれます。
友だちといっしょの自分、パートナーいっしょの自分。
見えている範囲が違いますが、共通する部分もありそうです。
ズバっと言ってくれるだけに、図星すぎて、
時にはきついと思うこともあるかもしれません。
思わず抵抗したり、反応したり、があるのは、
自分のメンタルモデルが反応しているだけで、
自分そのものを否定されたわけではありません。
「自分ってどんな人?」と気軽に聞いてみるのは
いかがでしょうか?
■学校、職場の人
成績や人事評価の欄に、いくつかのコメントがあります。
先生や上司、部下など、改めて言ってくれた言葉です。
つい評価そのものが気になり流しがちですが、
その評価に至るまでのコメントがお宝です。
毎期毎期でスナップショットではなく、
今までの通期でコメントがどう変化しているか
1年に1回くらいは、見直してみると、
新たな発見がありそうです。
■リトル自分
スポーツの一流選手は、記者会見などで、
「リトル本田/リトルイチローが言ってるんだ。」と、
自分自身とメタな自分とのやり取りが出てきます。
大事な決断するときに、このメタなやり取りをへて、
確固たる覚悟をもてるのだと思います。
いきなりリトル自分の存在自体を感じる、見えることは
ハードル高いかもしれません。
リトル自分は、価値観や倫理観ができあがってくる過程で、
生まれてくるものらしいです。
わたし自身にも、まだ見えていませんが、、
出てくることを信じて、己道!を邁進します。